月曜日, 6月 17, 2013

物件数地域1番店=不人気物件が多い店

近頃のお客様の生の声。
最近、私が接客していてお客様が口々に言うことがあります。
「物件数が多いサイトは決まりの悪い物件が多い不動産会社」と見ていることです。

えっ?と驚かれるかもしれませんが、これが最新のお客様の声です。

物件掲載数をウリにしている不動産会社、不動産サイトは、いつまでも決まらない不人気物件が多い会社、サイトというレッテルを貼っているということです。これには私もショックでした。

でも最近、「エリアや物件数を減らして写真やコメントを増やした途端、突然反響が増えた」と云う声をよく耳にします。

つまり「不人気なサイト」とは?
1)既に終了して紹介できない物件が掲載されている
2)重複している物件が掲載されている
3)写真やコメントが少ない
4)格安から高級まであらゆる物件の掲載している。
5)顧客ニーズに合わない、ニーズの変化に対応しない物件が掲載されている。

目指すは、物件数地域ナンバーワンではなくて、それぞれのお店規模に見合う
1)反響数
2)お客様来店数
3)成約数
を増やすことです。

それを実現するためには「営業エリアの顧客のニーズ、動向を検証して、質の高い物件を掲載する」ことです。
質の高い物件の基になる顧客ニーズ、顧客動向のデータは『物件確認』で得られます。

時代がこれからも目まぐるしく変化することは間違いありません。
更にこれから先はどう変化するか今は分かりません。
少なくとも街の不動産会社様はポータルサイト(百貨店)のように物件数をたくさん掲載する時代ではないことは明らかなようです。
街の不動産店は品数の百貨店やスーパーマーケットより顧客嗜好、ニーズの変化に即応できる専門店やコンビニエンスストアを目指すのが良いのではないでしょうか?。

質にこだわることで生き残る、やがて勝ち残るという1歩1歩階段を上ることが大切です。

決して焦ってはいけませぞ!!。