水曜日, 7月 06, 2011

自社サイト「ネット集客地域1番店戦略」


自社サイト「ネット集客地域1番店戦略」です。

私は立場上、多くの不動産会社の経営者とお会いする機会がございます。

また多くの中小零細店の店長様からご相談もございます。



代表者ひとりの会社様、夫婦2人の会社様、総勢5名の会社様など様々です。

それぞれの社長様、店長様が口を揃えて云うことが

「近隣でライバルはA社だ。A社に負けたくない」と云います。

よくよく聞いてみるとA社は総勢10名の地元では大手の不動産会社だったりします。

果たして、A社は目標とするライバルと言えるかどうかということです。

看板や豊富な管理物件を持つの知名度、ポータルサイト等に使う豊富な資金力、営業力。

どれ一つとっても、いきなり正面から戦う相手ではありません。



「灯台もと暗し」と云いますか大手には大手の弱点や隙間があります。

先ずは大手が狙わない隙間を見つけ出し時間を掛けて実力を付けるのです。

絶対焦らないことです。そのために借金やリース残高を増やすことは破滅に繋がります。



夫婦2人の不動産店が直接来店、電話、メールが月に100件のあったとしたら対応できるでしょうか?。

夫婦2人の会社の目標値は直接来店、電話、メールが月に25件で、ご案内が15件、成約が7〜8件でしょう。

代表者ひとりの会社様なら反響15件→案内8件→成約5件でしょう。

総勢5名なら反響100件、案内70件、成約50件でしょう。



慌てて、いきなり従業員を3名増やして経営が順調にいくでしょうか?。

従業員の育成経験の少ない社長や店長は従業員が増えた瞬間から、

新たな悩みを抱え経営や営業どころではなくなるでしょう。



会社は年月の中で数年間に市場の拡大、縮小のサイクルの中で推移しながら成長を目指すものだと考えます。

時間を掛けて人と会社を育てて行く事が大切なのです。



営業戦略ではそれぞれの規模の会社は先ず同等の会社に勝ち、徐々に体制を確立しながら

少しずつスタッフを増やし、更に同等規模の会社に勝ち続けることで、

やがて10名のA社と1対1で局地戦で戦う権利を得るのです。

そのためには5年、10年の時間を要する場合もあります。



代表者がひとりで開業するお店には「ひとりのネット集客地域1番店戦略」があります。

夫婦2人のお店には「夫婦2人のネット集客地域1番店戦略」があります。

従業員5名の会社には「5名のネット集客地域1番店戦略」があるのです。

当然、従業員10人の会社の営業戦略とは当然違います。


先ずは自社の戦闘能力を認識しコツコツと日々の仕事を真摯にこなして、

会社の規模にあったネット集客地域1番店戦略を目指して下さい。

それと従業員を増やして大きな会社になることが必ずしも地域1番店ではないと思います。

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